一の宮の家02/母の家と庭を挟んで建つ娘の家(ゼロエネ住宅)

  • 所 在 地 :静岡県富士市
  • 竣  工:2013年7月
  • 構  造:木造在来工法 地上2階建て
  • 延床面積:86.00㎡ (26.01坪)
  • 敷地面積:193.96㎡(58.67坪)
  • 備  考:H24ゼロエネルギー住宅 耐震等級3 長期優良住宅 フラット35S

 

実家の敷地に姉家族がやってきた

実家の母の家が完成してから、母は念願の畑を目の前に持ち、祖母から野菜作りを教わり楽しんでいた。祖母は96歳を超えても元気だった。そんな折、あろうことか私が横浜に家を建てる事になった。長男として将来の敷地内に二世帯住宅を作ると約束していたにも関わらずである。

母からは了解を得て計画が進み、その横浜の上棟式予定日に祖母が突然亡くなった。苦しむ事もなく大往生だった。母の家が完成から5年後の事でした。

工事中なのでストップするわけにいかず建てることに。その横浜の自邸完成を母と姉家族が見に来てくれた。建物を見て、これはもはや富士に帰ってこないと姉夫妻が確信する。

母一人ではかわいそうだから我々が面倒を見るから、隣に家を建ててくれと姉夫妻から依頼される。そうして同市内に住んでいた姉家族がやってきた。義理兄が一人になりたい時に干渉しないように、敷地を分割して全く別棟で提案。中庭を介して付かず離れずの生活が始まりました。

※母の家の土間と木製デッキに3 m のテーブルを出して、中庭で完成パーティーを開く

2020年10月11日